2007/3/25  #1912

それぞれの朝

雨、大丈夫かなぁ、と思いながら
神戸でロケをしていた。
日曜日に神戸市内でのロケとあって
なるべく人が増える前にやろうということで
ぼくは6時半には、三宮についていた。

するといるんだねぇ、
夜通し飲んで歌った若い連中が。
50人ほどいただろうか。
卒業式開けの土曜日で、みんなで最後に
パーッと行こうや!ということだったのかもしれない。
男の子も女の子も、徹夜明けのちょっと髪がみだれて
服が少してれっとして
疲れとたばことお酒にまみれた空気を漂わせながら
別れを惜しむように、ざわざわとお店前で騒いでいた。
学生のころや社会人になって結婚するまでは
よくあったことだけど、いつの間にか
夜に飲みに出ることも少なくなり
朝まで飲むなんてことは、ここ何年もない。

どちらかということ、朝が早くなり
今日の若い子たちの終了の時間が、始まりの時間に
なってきている。

どこでどう変わったのかわからないけど、
少しずつ少しずつの変化で気がつくと
大きく変わってしまっていることの
典型的なパターンのひとつかもしれない。
まだ、この間のことのように思うんだけど
十数年も経っている。

ぼくらが、朝まで飲んで騒いでいた姿を
今のぼくくらいの人がみて、おれもあのころは・・・
なんて思ったんだろうなぁ、と思いながら
学生のころを思い返すと、また違った色合いで
思い出がよみがえってくるものだ。

あのころ、一緒に騒いでいた友だちは
どうしているんだろう。
なんだか無性に会いたくなってきた。