2007/3/3  #1890

札束

クレジットカードや銀行のオンライン化が
進んでから、大きなお金を見ることはなくなった。
といっても、もともと大きなお金を見たことは
ほとんどないんだけどね。

昨日、久々に大きなお金を見たけど
ときどきは見た方がいいと思った。
通帳に数字が並んでいても、あたかもそれは
ゲームのようであまり実感がない。
しかし、手に重みを感じながら、独特にニオイを発する
札束を手にすると、歓喜と恐怖の感情が広がる。
このお金で幸せをつかむ人もいれば、
夢を手に入れる人もいる。
一方でこのお金によって殺されてしまう人、
人生を台無しにする人、友だちをなくす人、
いろんな人の人生に大きく影響するのもこのお金なのだ。
数字をいくら見ても、実感できないものが
お札を手に取るとわかってくる。不思議なものだ。
昨日は、ちょっと怖かった。
このお金に人生を左右されちゃいけない。
そんなことを必死に思った。なんでかわからないけど。

お金自体に功罪はない。流通するものだからね。
でも、そこに乗るのよねぇ、人の想いが。それが怖い。
福沢諭吉は、人の喜怒哀楽をどれほど見たきただろうか。
どれほどの人の想いを届けにいっただろうか。
ぼくのところに来てくれるときは、
ありがとうの言葉だけをもって、やってきてほしい。
そうすればうまく付き合っていけそう。
そしてずっと泊まっていってくれたらいいのになぁ。