2006/6/26  #82

ハラくくっていこう!



どうも、すっかり更新が遅れ気味でして・・・。

いやー、どぉぉぉぉぉもねえ・・・・・会社の上層部にこのコラムの存在がバレたくさくって。
今のところ、これといって特にお咎めもないし、何を言われたわけでもないんですけど、まあ書きにくいといえば、こんなに書きにくいことはないわけで・・・・ねえ?支店長?

というわけで、「でぇぇぇいっ、もう読むなら読んでくれぃ!」とハラを括って開きなおるまでに、少々お時間を頂戴してしまいました。おほほ。


そんなこんなで樹々の緑も日一日と濃さを増していく今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ワールドカップでの日本チーム予選敗退は非常に残念でしたが、まあいいじゃん。
電車の中でオジサンたちが、「話にならんでー、なんやあれはー」とか言ってましたが、「じゃあアンタがやれ!」と思うのは私だけなんでしょうか。
基本的に、自分に出来ないことを人に求めてはイカンのでは、と思うのですけれど。・・・・え、そんなにマジメに受け取るなって?スイマセン。
でも、何かに熱くなれるというのは素晴らしいことではあるけれど、どうせ熱くなるのなら、人にその熱を託して無責任に盛り上がるのではなく、自分自身を燃やしたいなあ、私。

最近、ひさしぶりに、「めちゃくちゃな働き方をしている」人に会いました。
いつも書いているように、労働時間の長さだけを賛美する気など全くないし、できうるならば仕事は一日8時間以内に納めたい、やり方さえ工夫すればそれは可能なんじゃないかと模索もしている。
とはいえ、いまだ自分自身も1日12時間以上の労働からなかなか抜け出せずにいるし、もっと激しい状況の人もいくらでも、本当にいくらでも周囲にいて、理想と現実のギャップに日々打ちのめされつつ、「自分らしい働き方」とは何か?を求め歩いて生きているわけですが・・・・・最近出会ったその人は、そんな私の堂々巡りを蹴散らすかのような、苛烈きわまりない働きっぷり。
あれはたぶん、全盛期のピンクレディー並みなんじゃないだろうか。寝不足のあまり、起きてる間の記憶も曖昧とかいう・・・。
そんな人と仕事をするのは、確かに大変。いきなりカールルイスと足を紐で結ばれて、二人三脚で全力疾走されるようなものだもの。コケたら引きずられて大怪我してしまう、みたいな。
でも今のところ、紐を切ってトラックから逃げさることもなく、なんとかそのスピードに合わせられるよう頑張っています。
それはたぶん、逃げるのはイヤという私自身の意地もさることながら、カールルイス氏が、目の前の膨大な量の仕事に「腹を括って」取り組んでいるからじゃないかなあ、と。
「さすがにシンドイ」と言いつつ、時には記憶をポロポロと落っことしつつ、でも今はやるしかない、だからやってるカール氏。
カール氏が何か言ったわけではないけれど、「ごちゃごちゃ能書き垂れてるヒマがあったら、目の前の仕事に全力投球せんかい!」と、疾走する二人三脚のさなかに叫ばれているような気がして・・・・・。

何かに取り組むときには、腹を括ろう。
それは、コミットするということなんだな、きっと。
生活の全てをそれに傾ける、とかそういう物理的なことではなくて、心の問題として。
私はいま、旅行業にコミットしていて、アジアにコミットしている。だから、アジアのことはできるだけ勉強したい。「中国専門」の看板を掲げながら、文化大革命のこともチベット問題のこともろくに説明できない旅行社の人とか多いけど、そんな腑抜けた仕事はしたくない。
そして、営業マンであることにコミットしている。
だから、売る。
ナイトツアーとわかってる手配でも、売る。
ナイトに関してはいろいろな迷いや葛藤があるから、いつか「もう売らない」という選択のほうへコミットする時がくるかもしれないし、そうなれば少なくとも今の仕事からは去ることになるのかもしれないけれど、今はそれも売って利益を上げて、自分だけじゃなく他の社員の給料分も稼ぐ。
社内のナイト嫌いの男性社員に、「ナゲはナイト大丈夫やもんな。まかせたで」と言われるけれど、そうやって任されて、私は自分の手を汚して(そういう表現は変かな?)お金を稼ぐ。なぜなら、腹を括っているから。
腹を括ることも自分の手を汚すこともなく、そこから得られる給与の分配だけを受け取っているような人の言うことなんか知らない。

腹をくくったからって、全ての迷いが消えるわけでもないし、明日になればまた考え方も変わるかもしれないけれど、最良の選択をしようと思い悩むあまり一歩も前に進めないくらいなら、間違ってるかもしれないけれど腹くくって前に進んで、進んじゃってからまた考えよう。

と、今日もまた人生訓にたどりついてしまうナゲウリ子でした。
------あたし、マジメすぎるのかな?やれやれ。