2005/3/20  #66

通勤電車からコンニチワ


梅の花が咲き、木蓮の蕾が膨らみはじめた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は忙しくて、小さくラリってます。やってもやっても終わらないぃぃぃ〜。

大手を担当し始めたところだし、ここが正念場だとも十分わかっている。ので、「逃げまい」と自分に言い聞かせて、気合いでガリガリやっていますが、アニマル浜口に来てもらって、カツの一発でも入れてほしい感じ。
あ、猪木は要りませんよ。顔はぶたないで、わたし女優なんだから。
・・・・。

それにしても、せっかく頑張って競争を勝ち抜いてツアーを受注しても、今度は現地のホテルが取れなかったり飛行機が取れなかったり、もー大変。
今年は特に、上海・香港・台北・インドあたりのホテルが混み混みで、なんだかスゴイことになりつつあります。
香港なんか流行ってへんやん、なんでこんなに混んでるんや!?と聞かれるんですけど、いやいやいや、日本人で混んでるんじゃないんでしてよ。

中国人で溢れかえってるんです、最近の香港って。
ひと昔前なら、自由に国内や海外旅行できる中国の人はごくごく少数でしたけど、経済成長と規制緩和で、沿海部の人たちの間では、いま未曾有の旅行ブーム。
日本のツアー客より、よっぽど大盤振る舞いでお金を落としていってるみたいで、香港は中国人特需に沸いているそうなのです。

もっとも、まだ海外旅行慣れしていない中国人ツアーのこと、あの老舗ペニンシュラホテルのロビーを、ステテコみたいな格好で闊歩して、なんだか凄まじい光景になっているという話も耳に入ってきますが・・・。

同じく、上海や北京も国内旅行者が増えてるし、経済成長に伴って各国からのビジネス客も増える一方だし、いくらホテル建設したって足りない・・・というか、数はあっても、日本人のお客さん(というか、日本の旅行社)は、ホテルの選り好みも激しいですからね。
いいとこに安く泊まりたいのは誰でもそうなんだけど、この現実を見てくれよぅっ、とついプリプリしてしまう毎日。一時期のベトナムのようです。

そして更にスゴイのが、現地ホテルの急激な値上げ。
半期に1度の契約更新時に上げてくのはまだ分かるんですが、混んでくると知らない間に値上がりしてたりとかして、「ぬぁにぉぉぉ!?」という悲鳴が、毎日オフィス内のどこかから聞こえてきます。

たとえばね、1室50$の契約レート(この旅行社にはこの価格で売りますよ、というレート)で契約して、こっちはそのレートで原価計算してるでしょ。
でも混んでると、いざ予約しようとしたときに、「70$なら部屋を出します」とかやられちゃうんです。

これが単発の手配旅行なんかだと、ホテル予約もあくまで発生時手配なので、お客さんにも「今のレートはこうです」って提示できるので損はしなんですが(モメるけど)、パッケージツアーなんか、半期分まとめて値段だしちゃってますからね。コレどうすんのって、常にホテルとケンカ腰です。
インドにいたっては、1月に見積もりとった時には、契約レートで1室100$の提示額だったのが、2月に予約入れたら、250$に跳ね上がってたりとかして、ホリエモンもビックリの「想定範囲外」。
全くもう、またインド人と長々と電話しなきゃいけないぢゃないの。

もう毎日こんなんだし、見積もり100本ノックは続いてるし、一週間が早い早い。「早い」っていうより、「速い」って書くほうが適切な感じ。っていうのは、同年代の人ならご理解いただけると思います。
年々、時間の過ぎるのが速くなっていきますもんねー。

小学生のころ、少年サンデーに連載されていた「タッチ」の続きが早く読みたくて読みたくて、サンデーの発売される水曜日が待ち遠しくて、どれほど1週間を長く感じたことか。
あの一週間も今の一週間も、同じ時間の長さなのだと思うと、時間をどう感じたり使ったりするか、ほんとに自分の心ひとつなんですよねえ。
・・・・おっと、また教訓グセが。

全然関係ありませんが、「タッチ」、ほんとに大好きだったなあ。振り返って、人格形成にも何か影響を受けてるに違いないと思うほど、徹底的に読み込んだものです。
『目の中に入れても痛くない』って言葉がありますけど、あの頃だったら私、タッチの5巻か12巻あたりを目の中に入れられても、全然余裕でした(ウソ)。

今、同じあだち充原作の「H2」を、ドラマでやってますね。
漫画が連載されてたころはもう大きくなっていたので、たまーに立ち読みする程度でしたが、そういえば最後どうなったんだっけと、先日終わりのほう数巻を買ってきて、読みました。

・・・・あれ、読んだ方いらっしゃいますか?
ものすごい頭使うラストじゃなかったですか?
登場人物たちの複雑すぎる涙と、奥の深すぎるセリフの真意を計りかねて、不覚にもワタクシ、夜更けに5回も読み返してしまいました。

ご興味おありの方、一度読んでみてください。
胸が痛みますよー。(娯楽で胸痛んでたらダメぢゃん)
愛する人のために敢えて身を引く・・・っていうのは、わりとありがちなんですけど、愛する人が心の奥底で何を一番求めてるか、本人すら気付いていないそれを気付かせ、背中を押し出してやるために振り絞る、あの力、あの痛み。
相手を自分のものにすることだけが成就ではなく、手放すことでも愛はちゃんと昇華しえるのだと、5回も熟読したあげく、夜更けにそういう結論にいたりました。
少年だけに読ませておくにはもったいない、なんて深い人生訓。
あだち充、タッチにハマった小学生時代から20年経っても、やはり師匠と呼ばせていただきたます。

・・・あれ。何の話してましたっけ。
まあいいや。もうすぐ駅に着くので、このへんで。
さぁぁぁ、明日も働くぞー。