2004/7/5  #53


夏至すぎて、近況


こんにちは。
ちょっとご無沙汰してしまいました。
いつも忙しい忙しい言ってる気がして申し訳ないんだけど、いやいや、6月も忙しかった。
100人規模の大型団体が続き、関空で「〇〇のお客様、チェックインはこちらでお願いしまーす」と声を張り上げる様は、さながらプロ添(添乗業務だけを専門的にするプロ)のお姉さんのよう。
キレイにお化粧して、優雅な手捌きでチェックイン作業をするグランドホステスの女の子を横目に見ながら、パンツスーツで走り回ったあげく、旅行社の添乗員さんと二人、空港の隅にしゃがみこんで最終打ち合わせするに至っては、もう自分で自分が悲しくなってしまいました。
いい年して、しゃがむなよ、わたし。

そんなこんなで、あっという間の6月が終わってみると、あら、選挙じゃないですか。いつのまに。
以前は大阪市内に住んでいたので、選挙期間中ともなれば、休日の朝早くから選挙カーがウルサくて仕方なかったのですが、今はなんでしょう、まだ一回も選挙カーを見ていません。ちぇ、人口密度低いからってバカにすんなよぉー。
・・・・もっとも、名前を連呼するだけの選挙カーなら来なくていいよね。友達が「せっかく寝かしつけた赤ちゃんが起きる!」と怒ってたけど、ほんと、どうなんだろう。「お願いしますー!」と絶叫してるのを見て、じゃあ入れてやろうかと思うもんなのかなあ。
確かに、「頑張ってるなあ」というのは分かるし、人によってはその姿に好感を持つ人もいるかもしれないけど、政治家は政策で選ばれるべきで、好感度とか知名度で選ばれるとしたら、それって選挙じゃなくて人気投票ですよねえ。

そういう意味で、なにかというと有名人とか担ぎ出してくる政党みると、有権者をバカにしてるなあと思う。選挙を、数取りのための単なる人気投票にしてしまっているのは、こういう人達だと思うもの。
政策だけで有権者を納得させる自信がないなら、そんな政党やめっちまえぃ、てやんでぃ。
あと、石原慎太郎都知事。そんなに嫌いではないんだけど、なにかのときに「石原裕次郎の兄です」って自己紹介してるの見て、「それと都政と何の関係アルカー!」とテレビに空手チョップくらわせてしまいました。ハイ。

・・・・ん。またアジアと違う話ばっかり。
仕事のほうは、中国へ行く団体が増えてきました。もっぱら上海3日間くらいが多いんですけど、今年の秋は上海のホテルが鬼のように混んでいて。一時期のベトナムよりもっとヒドイ状態になっています。
9月下旬に、上海でF1があるんです。それも混んでる一因なんですけど、まだサーキット作ってる最中らしいんですよね、大丈夫かな(笑)。
まあ、人口にモノ言わせての突貫工事こそ中国の真骨頂なので、開催までには間に合うでしょう。
ほんと中国って、ちょっと目を離したすきにビル建ってますからね、「あれ、先月来た陳さんの家はどこ!?」みたいな。秀吉の一夜城も真っ青の人海戦術です。だてに14億とか15億とか、その実数すら確かでないだけのことはあるわ。戸籍のない人口だけでも、いったい何億人いることやら。
15億かー。普段何気なく聞いてるけど、よぉぉく考えると、すごいですよね。15億って、15億って、いったい・・・。

さてと。来週は飲み会続き&週末は沖縄です。
火曜日には、カンボジア事務所のMさんが来社予定。
Mさんは、先日イラクで亡くなった小川さんだけなく、叔父の橋田信介さんとも10年来のつきあいだったらしいので、お二人の話をぃろいろ聞かせてもらいたいと思っています。

最近、橋田さんの著書を立て続けに読んで、なんというか、本当に命を燃やして生きた人だったんだなあと、とただただ頭が下がりました。身を危険にさらして仕事をするという意味ではなく、与えられた命をどう使うか、常に自覚しながら生きた人、という印象。
そして、それを支えた、というか、一緒に走った奥さんの幸子さん。
損傷のひどかった橋田さんの遺体と対面した感想を、「いとおしいと思いました」と語っているのを聞いて、だぁだぁと泣いてしまいました。
たぶん、「夫婦だから」という理由ではなく、「好きだから」一緒に居続けた夫婦だったんでしょうね。
彼女もまた、漫然と生きるのではなく、自分の求めるものを一瞬一瞬ちゃんと自覚しながら生きている人なんだろうなあと、心から尊敬の気持ちが涌きあがりました。

私も、ちゃんと、命を燃やして、生きる、ぞ。うん。