2003/12/10  #39

師走のパタパタ2003

また年末になってしまいました。
んーもう、忙しいっ。

12月に入ってから、「儲かるけど、ややこしくて発狂しそう」なツアーが何本か続き、うまくボッたりミスったり、怒られ褒められ泣いて笑って謝って、営業マンとしての能力や在り方を改めて見つめ直してみたりして・・・・。
ターザンのぶら下がった蔓のごとく、右へ左へ感情を大揺れさせながらの慌ただしい毎日。
いやー、弱いな、私。
何が起こっても、それを受けとめる、あるいはキチンと処理できるだけの力が自分にあると信じてたら、別に慌てもしないし、ストレスも溜まらないはずなんだけど。
いつも落ち着いてみえる人って、ただ生れつき落ち着いてるのかと思って羨ましかったけど、きっと、自分を信じてるから慌てないんでしょうね。
そう思うと、私はなんて自分を信じてない人間なんだろうと、恥ずかしくなりました。「できない」と勝手に決め付けて、自分の限界点を低く見積もってることの、なんて多いことか。
できないかもって思うから、慌てるしストレスも溜まるんだわ。
来年の課題ですね。
自分の力を信じる。「できる」という視点から、まず始める。
シャンプーのCMじゃないけど、「私にはその価値がある」と言えるようになろうと思います、本当に。

そして、年末恒例の忘年会ラッシュもぼちぼちスタートです。
それにしても、この仕事を始めてから、本当に接待だのパーティーだのが増えました。
接待というのはどこの業界でもあると思うのだけれど、航空会社とか外資系ホテルチェーン主催のレセプションパーティーというのは、この業界独特のものではないでしょうか。
もちろん単なる社交パーティーではないので、商談したり資料を集めたり名刺交換したり、がちがちのお仕事モードなのですけれど、一流ホテルのバンケットルームなどで催されることがほとんどなので、振る舞われるお菓子やお料理がとっても美味。
夜ならビールやワインも供されるので、「またレセプション行かなあかんねん、いそがしわー」と言いつつ、営業マンたちのひそかなお楽しみ会と化している感は否めません。

少し前、某大手ホテルチェーンの商談会兼パーティーがウェスティン大阪で開かれた時、私は親知らずを抜歯して血が止まらなかった為パスしたのですが、先輩には散々アホ呼ばわりされました。いわく、「但馬牛の、こっんなぶ厚いステーキ出とったで」とか、「生牡蛎めっちゃウマかった」とのことで、「あんなもん食いっぱぐれるなんて、お前はアホか」、と。
いやいや先輩。商談しに行ったんじゃないんですか、アナタ。

それにしても、1年なんてあっという間ですね。去年の今頃、このコラムに「飲み会続きで・・・」と書いていたのが、まるで昨日のことのよう。月日の流れがこんなに速いものだとは、今更ながらにビックリしています。

一日一日の、なんと短く、それでいて大切なことか。
鳴り続ける電話に「もうかんにんしてー」と叫びながら、忙しさに振り回されてる場合じゃないのにね。
「あと1000円まけて!」「いやー500円で勘弁してください」とか、そんなミクロな商談で胃を痛めてる場合でもないぞ、ナゲ。
ちょっと前に決意したはずの「コンサルタント的な営業を」という思いや、自覚的に生きたいという願いが、振り回されているうちにすっ飛んでしまったら大変だわ、と、お腹に力を入れて踏ん張るような思いです。

少し前、ある人に「明日死ぬとしたら、いま何する?」と聞かれて、あんまりイメージ涌かなくて「とりあえず親に会いに行って、育ててもらったお礼を言う」と言ったけど、今あらためて考えると、えーっと、何するかなあ。
皆さんは、何をしますか?
やらないといけないことは死ぬほどたくさんあるけれど、手をつけられないまま後回しになってる「やりたいこと」をさっさとやらなきゃ、と、師走の街を文字通り駆けずり回りながら考えています。

さっき電車の中で読んでいた本の中の一節が、ちょうど今の気分にピッタリだったので、ここに記しておきます。

『もしあなたがもうすぐ死ぬことになっていて、たった1本だけ電話をすることができるとしたら、誰に電話して何を言いますか?そして、なぜあなたはそうなる時まで待っているのですか?』

・・・深い。電話はともかく、やろうと思うことがあるなら、やっぱり今すぐやるしかないんですよね。なんか、前にも書いたような気がするけど。
今年もあと半月、やり残した「やりたいこと」にラストスパートかけんにゃいけん、と思うのでした。

・・・今回もアジアネタからさよならしててスイマセン・・・。