2003/11/10  #37

ナゲウリ子、手に職つける?

営業マンというのは私、とってもマルチでクリエイティブな仕事だと思っています。
その業界での専門知識とか商品の知識に長けていなければならないのはもちろんのこと、人心掌握術というか、コミュニケーション能力も求められるし、人前に出ることも多いからプレゼン能力や度胸もいる。企画力も必要だし、数字にも強くならなくちゃいけない。そういう能力って、どこまでいっても向上の余地があって、なんか天井がないというか、そういうところがクリエイティブだなー、と。特に私はまだ駆け出しだし、やりがいは、日々感じています。

でもいかんせん、手に職がない。

口八丁手八丁で仕事してるぶん、知識は豊富になるけど、その業界以外ではツブシがききにくい、とでもいいましょうか。
アジアと関わり続けるつもりとはいえ、一生営業マンでは体力も続かないだろうと危惧している私にとって、「この先どうする?」というのは、けっこう真剣に考える必要のあるお題だったりします。家庭をもっても仕事をしたいから、特にね。

ずーっと以前、青年海外協力隊に応募したくて募集要項を見ていたとき、自分があてはまる参加資格がいっこもなくて、ずいぶんショックを受けたものでしたが、ほんと、いわゆる有形の技術ってものを持ってません。
中国語も何か資格があるわけじゃないし、一般旅行業務取扱主任者っていう国家資格は取ったけど、これって独立開業でもしない限りは使わなさそう。
趣味は旅行と読書だったけど、あらあら、趣味を仕事にしちゃったから、履歴書にもう書くものないじゃん。

・・・というわけで。
技能コンプレックス、というわけでもないのですが、SARSで暇なあいだにと、この夏、一気にいろんなことに手を出してしまいました。
その数、同時進行で3つ。そのうち2つは年内に終了する短期集中講座なのですが、ヒマな時期に始めたものの、あっというまに仕事が忙しくなってきて、現在、死にそうに慌ただしい毎日を送っています。もー、いっぱいいっぱい。

で、何を学んでいるかというと、ほんとに私は何を思ったのでしょう、リンパマッサージを修得してしまいました。マッサージといっても、怪しい出張マッサージではないので、念のため。
リンパというと、リンパ液のリンパですが、うーんと、ツボとか経絡を押して、体の中の血液やリンパの流れを良くするマッサージです。
アロマオイルを塗って揉むから、オイルマッサージという言い方もできるのかな。
先日、友達に練習台になってもらってマッサージしたところ、された友達はもちろん、やった私もビックリするくらい血色が良くなって、肌なんか、薄皮が一枚むけたような透き通り具合。思わず「Aちゃん、なんか若返ってる!」と叫んでしまいました。いやホント、7年前に知り合った当時の顔と血色だったよ、Aちゃん。
健康にいいのはわかっていましたが、ここまで劇的な効果が出たのには、ちょっとビックリでした。
すごいぞ、リンパマッサージ。

それにしても、ほんと、なんでマッサージなんでしょうね。3か月かけて習ったものの、マッサージ師になるつもりは毛頭なく、自分でも何のつもりなのか、変すぎて笑っちゃいます。宇宙からの指令でもなきゃ、普通やんないって感じ(笑)。
これ以外にはあと2つ、今までの自分だったら絶対やってなかったようなことに手を出して、現在も継続中です。

でもやっぱ、それは仕事にはならない、かな。
世界が広がってすごく面白いんだけど、やっぱりアジアが好きで、今の仕事が今の私には合ってるような気がしました。
違うことをすることで、かえって今自分がやってることの意味というか、今やるべきことは結局、今やっていることなのだ、というのが、うっすら見えてきたように思います。
人生の答えは、結局いつも自分の中にあるものなんですね。

とはいえ、せっかく習ったマッサージ、忘れないようにどんどん使いたいし、もっとうまくなってお小遣い程度でも稼げれば、もっといいな。

ふふ、出張マッサージでもしちゃおうかしら。
今なら格安。大阪近郊しか行けないけど。
全身マッサージなので服は脱いでいただきますけど、怪しいマッサージとは違いますので、そこのところは、くれぐれも。