#1
業務レポートに
世界一周の夢を綴った3年間

#2
現地の人と同じものを
食べることが、
体力維持の秘訣だった。

#3
生きているんじゃなくて、
生かされている。
そのことに感謝せずには
いられなかった。

#4
人はみんなどこかで
人の役に立ちたいと思っている

#5
自分の経験を子ども達に
伝えること。
それが世界でお世話になった
人達への恩返しになると思った。

#6
どんな夢もたくさんの人に
応援してもらえれば
必ず実現できる

#7
大人が夢を語る。
それが子ども達への
最大のメッセージになる。

#8
自分ひとりで考えてることなん
てすごく小さい。
謙虚にあたりを見回せば
たくさんのヒントがある。

#9
いろんなことに
感謝できるようになれば、
自分の役割は
まわりが教えてくれる。

#10
今の夢は、ギニアに
学校や井戸を建設すること。

 

 


4年3ヶ月もの有給休暇で
世界一周5万5000キロを自転車で走破

坂本 達(さかもと たつ)
株式会社ミキハウス 社長室人事勤務


1968年6月14日生まれ、東京都出身。7歳から11歳まで父親の仕事の関係でパリに暮らし、そこで見たツール・ド・フランス(世界最大の自転車レース)に魅せられ、以来、自転車の虜に。
1992年、早稲田大学政経学部経済学科卒業、同年、株式会社ミキハウスに入社。商品部、人事教育課を経て、1995年9月26日〜1999年12月28日までの4年3ヶ月間、有給休暇扱いで自転車「世界一周」の旅へ。
2002年5月5日〜12月25日は自転車で日本を縦断する「夢の掛け橋プロジェクト」 で86会場を回り講演。2003-2007 JICAピース・トーク・マラソンに参加。2004年度、内閣府主催「東南アジア青年の船」(第31回)にナショナルリーダー として参加。
現在は人事として勤務のかたわら、全国の学校や団体で講演活動を続ける中で、著書「やった。」の印税により、走行中お世話になったアフリカの村などで井戸の建設・診療所の改修などを実行中。
血液型A、3人男兄弟の真ん中。
JACC会員。

 

生きるとはどういうことなのか。坂本さんの想像を絶する過酷な自転車成果一周体験を通じて、自分は生きているんではなく、生かされていることを実感する様子が綴られたエッセイ。世界各地で撮った写真もふんだんに掲載。

坂本達さんのサイト
http://www.mikihouse.co.jp/tatsu

取材にあたって

単純に楽しい時って、どんな時だろうと考えたとき
ぼくは、自分自身が夢を追い求めているときであったり
夢について語り合ったり、夢を実現した人の話を聞いたりする
ときなんだと思った。

夢を実現することができれば何よりも素晴らしいけれど、
持つことができるだけでも、人生の濃度がグンと増す。
自分の夢を語ることが、実現に向かう道筋をつけることになる。
そして聞く人の心に新たな夢を芽生えさせることにもなる。

ある高校生が、子どもが夢を抱かないのは、
夢を語らなくなった大人にも責任があると、新聞に投稿していた。
ぼくもそうだと思う。
そしてそれは、子どもだけでなく大人もきっとそうなんだと思う。

夢が不足している社会の中で、自分の夢と夢の大切さを
語り歩いている人がいる。
それが坂本達さんなのだ。
ミキハウスに勤務しながら
全国を飛び回り精力的に講演活動を続けておられる。

企業に所属する著名なスポーツ選手のように
夢を語り歩くことで、会社や社会に貢献する全く新しいスタイルを
確立した人でもある。

夢を抱くことが難しいこの時代が
彼のような存在を求めたのかもしれない。
夢の伝道師。これを今回のテーマに、話をうかがうことにした。