第5回 その3


英語と日本語、全然違う構造の言語を
訳していくところに翻訳の難しさがある。



□ラムネ庵
翻訳学校ではどういうことを教えてくれるんですか?

□中島さん
具体的な訳し方っていうのかな。
英語と日本語はまったく構造の違う言語だから、
それを翻訳するための基本的なルールみたいなものを、
毎週課題があって、それを自分で訳してきて、
先生に添削してもらいながら学んでいきます。

□ラムネ庵
日本語と英語の言語の違いってどんなことなんでしょう?

□中島さん
例えば、英語と日本語では語順が違うでしょ?
英語っていうのは、主語があって動詞があって、
補語とか目的語がある。
だから英語だったら「I want to do・・・」みたいに
主語、動詞が頭にくるけど
日本語の場合は
「何々したいねん」とか、動詞が一番最後。

□ラムネ庵
英語の場合はしゃべる時にまず主語、動詞を先に持ってきて、
「僕はこうする」って先に宣言するんですね。

□中島さん
そう、それに、
日本語の場合は主語を省略する場合が多いけど、
英語の文章では必ず最初に主語がきます。
日本語では「僕は」っていうふうに毎回言わないし、書かないでしょ?

□ラムネ庵
うん。そうですね。

□中島さん
あと英語には関係代名詞っていう文節と文節をつなぐ言葉があるから。
一文がすごく長い場合が多いんです。
ひどい場合は、関係代名詞でずっとつながって、
一段落全部切れ目なしの文章とかあるから、
単純に訳したら文章がすごく長くなってしまう。
だからそういう文を訳す際に、いかに短く切っていくかっていう
テクニックなんかも教えてくれます。

□ラムネ庵
そう、英語を日本語に訳す場合、
英語には一文のなかにすごい情報量が
入っているから訳す時に
どうしても長くなってしまうんですよね。
それで英語の歌を日本語に訳して歌う時に
文章が長くなってしまって
メロディーにのらなくて苦労するっていう
話を聞いたことがあります。

□中島さん
うん、うまい人でも1.5倍。下手な人ならもっと長くなりますね。

□ラムネ庵
やっぱりそういうところに
翻訳家さんの良し悪しって出てくるんでしょうね。
お話を聞いてると、翻訳学校って、
もう英語の知識はあるっていうのは前提で、
英語を日本語に訳す際のポイントみたいなことを
教えてくれるとこみたいですね。

□中島さん
そうですね。でもやっぱり基礎としての語学力は大事だから
みんな最初は、中学の時に使ってたような問題集を
とりあえず一通り全部覚えます。
それでほんとに基礎的なことをしらみつぶしにやって、
初めて翻訳の勉強ができるんです。
でもその部分は学校では全然教えてくれない。
個人的にしなければいけないんです。

 

 

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