第2回 その14


木のことをもっと多くの人に知って欲しい。
特に、子供たちにわかって欲しいんです。

□うえやま
これから取り組んでみたいことは、
どんなことですか?

□盛田さん
木の治療でいうなら、
ぼくは、もっと予防に力を注ぎたいです。
これから大きくなっていく子供達に
もっと木のことをわかって欲しいと思います。
同じ説明するのでも、大人よりも
子供のほうが素直に受け取ってもらえそうでしょ。

実は、大阪府の小学校の外部講師制度っていうのがあって
それに登録しているんです。
お呼びが掛かれば、小学校へ行って、
子供達に講習をするんですが、
まだ、一度もお呼びがかからないんですが(笑)
無名だからこないのか、
小学校で物騒な事件があったから
なのか、わからないですけどね。

単に木の葉っぱは緑だっていうだけじゃなくて、
なぜ緑なのかとか、
この木はどうやって生きているのかとか
そんなことを教えてあげたいんです。

□うえやま
木に関心を持つ人が増えれば、木の予防にも
なりますからね。

□盛田さん
そうです。何でもタネをまかないと。

それから、バオバブの木も見てみたいですね。
なんで、あんなヘンチクリンな格好になるのか、
調べたいです。マダガスカルに行きたいなぁ(笑)

あと、NGOに所属していて
そこで、竹炭を焼いているんですよ。

□うえやま
竹炭ですか?
それは、なぜなんですか?

□盛田さん
今の日本の山は、
知っている人は少ないかもしれないですが、
杉と竹だらけになってきているんです。

竹は繁殖力があるし成長も早い。
昔は、タケノコをとって食べていたし、
竹は日常の生活用品に使われていました。
ところが、今は、わざわざ裏山に入って切ってくるよりも
安い輸入製品を買った方が手っとり早い。
だから、今の日本の山は荒れ放題なんです。

あと、杉ですが、
早くもとが取れる木ということで、
ひと昔前の人たちが、こぞって杉ばっかり植えてしまった。
でも今は、人件費が高くて、
きちんと手入れができてないんです。
間伐とか除伐とかしないといけないのに。
昨年からぼくもめでたく花粉症になったので、
ムカツキ度倍増ってかんじですよ。
ホントに。

まぁ、竹と杉に日本の山が浸食されるのを
少しでも防ぐために、
竹を切って、それを炭にしてるんです。

□うえやま
そうなんですか?
昔は竹でいろいろ作りましたしね。
でも最近、普段の生活で竹を見ることが
ないですもんね。

□盛田さん
ほんと、ないですよ。
あのー、竹炭がいるんだったら
あげますよ。

□うえやま
ありがとうございます。
今度もらいに行きます。たんまりと。
それより、竹炭作らしてくださいよ。

□盛田さん
いいですよ。大歓迎です。
竹炭を作りたいという人がいたら
いっしょに連れてきてください。
竹炭あげますから。