2003/10/3  #65

抗生物質ってなんなの?


こんにちはー。ラムネ庵です。

週末、久しぶりに近くの川を散歩したのですが
その2時間ほどの間で実にいろんな犬とすれ違いました。
種類の名前とか全然しらないんであれなんですが、
テディーベアーみたいな毛の犬や、
うっかりすると踏んでしまいそうなほどちっちゃな犬、
ブルドック(歩き方がよたよたしていておもしろい)、
チワワ風の気の弱そうなやつ、
思わずかきわけたくなるようなむくむく毛のやつがいたかと思うと、
丸裸で顔だけ色が違う(かわいいのか?!)、
犬じゃないけど黒豚を散歩させてる人!
猫を肩にかついで歩いてる人(2人も)!
散歩の間20匹以上の犬もろもろに出会いましたが
みんながみんな個性的で、そのあまりの多様性に
ひとり感心してしまいました。

ところで、薬の話ででてくる抗生物質ってなんなんでしょうね。
よく効くものらしいですが、あんまり使いするぎると
体に悪いとも聞くし、
なんとも得たいのしれないものを飲んでる
なんて気持ち悪いじゃあないかということで、
調べてみました。

まず、今から80年ほど前、
青カビのつくるペニシリンという物質が、感染症の原因となる
ブドウ球菌などの発育を抑えることが発見されました。
これが抗生物質のはじまりだそうです。
つまり抗生物質とは、特定の病原菌に対して
成長を阻止したり殺してしまう性質をもつ化学物質なわけですね。
そういうもののなかから人間に影響を与えないものだけが
選ばれて今の抗生物質の薬になっているとこのことです。
便利なものが見つかったものですねえ。
このあとペニシリンのほかにも結核に効くストレプトマイシンが
発見されたりと抗生物質は感染性の
病気の死亡率の低下に貢献したりして
広く使われるようになりました。
でも基本的に抗生物質は、どんな病気にも有効という
わけではありません。
抗生物質が効くのは細菌が原因の病気で
ウイスルが引き起こす病気にはまったく効果なしとのことです。
細菌とウイルスの違いってなに?といわれると
こまるのですが、構造的にまったく違うものみたいですね。
でもでも、よく風邪ひいたときなんかに
抗生物質の薬だされますよね?
風邪はウイルスがひきおこすのになんで??と思ったら
確かに風邪ウイルス自体には効果がないですが、
風邪が悪化したときに抵抗力がなくなって
のどの痛みとか細菌が引き起こす症状がでてきます。
そういうものの対策のために処方されてるそうです。
風邪を引き起こすのはウイルスだけど、こじらせるのは
細菌ってわけですね。
ちなみに抗生物質の副作用としては、お腹なのなかの善玉菌を
殺してしてしまうことによる下痢が一番多いみたいです。

まあそんなわけで今幅広く使われてる抗生物質ですが
大きな問題を抱えてまして、
それは細菌が抗生物質に負けまいとどんどん進化して、
抗生物質が効かない細菌がでてきていること。
それだけ病気も高度化してしまうわけで、
いたちごっこのようになっているのが
現状のようです。
そのためこれからはあまり抗生物質を使わないように
しようという動きがあるようで、
今では抗生物質よりも、それに変わる治療法の研究に
注目が集まってるという印象でした。
日常的なとこでいっても
処方された抗生物質は病気が直ってきてもなるべく
飲みきるようにと書かれてました。
なぜかというと抗生物質を中途半端に飲むと、
死にかけた細菌が強くなって復活し、
抵抗力を獲得した菌となって、もう同じ抗生物質が効かなくなってしまう
からだそうです。
そうしてある人で作られた強い菌が
別の人に感染して強い病気が生まれて…
と人間と細菌の知恵比べは続いていきます。
自然の力にはなかなか逆らえないという
ことでしょうね。

ではでは、また来週。

参考ホームページ:
もっと詳しく知りたい方はこちら
http://www.chem-station.com/yukitopics/antibiotics.htm