2003/8/29  #60

江戸時代の花火


こんにちはー。ラムネ庵です。

もうお盆も過ぎましたが
みなさん遅れてやってきた暑さに体壊されたり
してないでしょうか?
僕は少々夏バテ気味でして、なんとかしようと
今週は友達と二人家でうなぎを食べたのです。
うなぎのキモも買ってきてって頼んだら
なんとそれ、生じゃあないですか!
串焼きを頼んだつもりだったのに〜
生のキモなんて初めて見ました。
それでしかたなくお吸い物を作っていると…
みるみる汁が緑色に!
鍋のなかで「ぱちっ!」とかいって何かはぜてるし!!
うなぎはおいしかったけど
キモはしばらく食べたくないですね。
男同士の悲しき夏バテでした。

ところで江戸時代の花火は
今のようにカラフルな色がついたものじゃなくて
もっと全然地味なものだったそうです。
なんでも色がつくようになったのは明治時代以降。
色のもとになるさまざまな化学薬品が
輸入されるようになってからのこと。
江戸時代の花火は「和火(わび)」といって
硝石・硫黄・木炭などを原料とした黒色火薬が
使われていたので
今の花火に比べると暗くて、
炎は線香花火のようなくすんだオレンジ色だった
そうです。

江戸の夜空に大きな線香花火があがる。
それはそれできれいだったんじゃないでしょうね。
線香花火すきだし。
でもずっとそればっかりだったら飽きるかな…?

花火に色を付けている科学物質
はどんなものかというと
青色はストロンチウム塩、黄色はしゅう酸ソーダ、
赤はアルミニウム、緑は硝酸バリウムというのが
一般的なのだそうです。
今の花火は意外とケミカルですね。

ついでに花火はいつごろから始まったのか
調べてみましたが
いろいろな説があるようです。
というのも軍事目的で昔から火薬を使っていた
のがだんだんに楽しむものとしての花火に
転じていったようで
なかなか始まりがはっきりしないみたい。
しかも打ち上げ花火が始まったのは
江戸中期からで、それまでは
噴き出し花火しかなかったので
そのへんも起源をわかりにくくしている
原因なのではないでしょうか。
徳川家康が慶長十八年(西暦1613年)八月に、
駿府城でイギリスの使者と花火を見物したと
文献にあるそうなので
花火はこの頃から、徐々に広がっていったようでうね。

今日はこうやって花火のことなんかを考えながら
だんだん過ぎ行く夏を惜しみたいと思います。

ではでは、また来週。