2003/8/1  #57

ツボとは何か。


こんにちはー。ラムネ庵です。

家の近くのたばこ屋のおばあちゃんは
推定年齢100歳。でもいつも背筋がぴんとのびていて、
凛として動かない化石のような人です。
だいたい店先に座ってテレビを見ているので
いつの頃からか通り過ぎるたびにおばあちゃんを探すのが習慣
になってたんですが、
このところ見かけなくなって、あぁ、ついにいきなすったかなあ
と、なかばあきらめていたところ、
しかし昨日はちゃんとおられました。
よかったよかった。いつまでもお元気で。

さて、今回はツボについて調べてみました。
ツボっていったいなんなんでしょう。
肉でもないし関節でもないし神経でもないようですし
体の器官なのかなんなのか。
まったくもって実態がよくわからないものじゃないですか?
ツボが物理的にどんな形でどんな状態の
ものなのかっていうのが知りたいんです!

そこで先週から調べていたんですが、
うーん、ツボの世界は深いというか
いろいろ読んでもどうもすっきりしないんです。
書かれていることもまちまちだったりして。

まずツボが存在する理論から考えてみます。
内臓や神経などに病気や異常がある場合。
こり、しこりがおこったり、しみ、そばかす、吹き出物がでたりと
皮膚にその反応がでてくる場合がありますよね。
東洋医学ではその点に注目して、内臓などの内部の異常が
皮膚などの外部に影響を与えるということは、
皮膚にいろいろな刺激を与えることで
内臓の異常を整えることもできるはずだ、
と考えて、苦痛があった場所に自然に手を当てて、
そこを押して苦痛を和らげるようにしていました。
そんなわけで、3000年〜4000年の長い時間をかけて
このような経験の積み重ねにより、
どんな病気には、どこを刺激すればよいかということが
系統的にまとめられて、
現在のツボとして定められたとのことです。
西洋医学では病気を内側から治そうとするのに対して
東洋医学は外側から治そうという考えなんですね。
ここでわかることはツボとは、内臓、血管、神経、筋肉などと
なんらかのつながりをもっているものなんですね。

そうやって決められたツボは人間の体には365こあるそうです。
(これって一年が365日と何か関係あるんでしょうか?不思議だ。)

しかし!これらは厳密にいうとまだツボではないみたいです。
それらは、あくまで統計的にその病気や疾患に出やすいツボの「位置」
であって体に異常がなければそこにはなにもない、と。
しかし、異常があった場合は、その部分が変化します。
これがツボのようです。
この変化はどんな状態なのかというと、
文字通り入り口が小さく中が広い、まさしく「壺」の形に、
皮膚とその下の筋肉が形作られている状態なのだそうです。
なので、指でその部分を軽く押すとその皮膚面がへこんで
頼りなく、空虚でペコンとくぼんだ感じがするそうです。
どうやらこれがツボの物理的実態のようですね。
これは「ゆがみ」という言葉や「こり」、「しこり」という
ことで説明されていました。
下のリンクにツボの写真が載っていますが、
うーん、だいたいわかったけど、どこかすっきりしない感じ。
しかし、残念ながらこれ以上のことはわかりませんでした。

ちなみにツボの大きさは小さいもので直径2ミリ位、
大きいと2〜3センチ位のものまで大きさは様々とのことです。
ツボの見つけ方というのが書いてあったので
試しに自分のツボを探してみました。
それによると体を軽くなでてみて、
カサつきやザラつき、冷えやほてり、感覚の鈍い、鋭い
といったほかと異なる感覚の皮膚のあたりがツボだそうです。
でもぜんぜんわからず。
そのために整体士さんがいるんでしょうね。

というわけでツボについてでした。
ふー、難しかったー。
そういえば…北斗の拳に出てくる「ひこう」ってなんでしょう。
あれはツボとは違って押すと体が良くなるどころか
破裂しちゃうから怖いですね。

ではでは、また来週。

参考ホームページ:
ツボや東洋医学の考え方に関して詳しいページ
http://www.vl.takaoka-nc.ac.jp/~tubo/tisiki.html#keiraku

ここになんとツボの写真が!ツボってこんなんなのか?!
http://www.shinkyu.com/hari3.html

蛇足:ツボは押すより針をさすほうが効く?
人間は慣れてくるとだんだん感受性が薄れて
それにともなって効果も薄れてきます。特に皮膚は敏感なので
体に刺激量を学習されないために刺激面積を少なくする
ことが大事。
その意味で針は、皮膚表面の刺激面は文字通り「針の穴」程度
に過ぎないので人間の脳にも学習されにくい。
だから効果が何度も繰り返し得られる。
ということで針のほうがいいみたいっす。