2003/7/11  #54

オープン価格ってなんじゃー!


こんにちはー。ラムネ庵です。

先日電車広告にDVDレコーダーの広告がでていて
いいなー、おいくらかしらと思って値段をみると
「オープン価格」となっていました。

またでたよ〜。オープン価格…

この言葉が聞かれはじめて
もう結構経つと思うんですけど、
最近買いたいと思った電化製品がみんなオープン価格なんですよね〜。
それだけ一般化しきてるんでしょうけど
僕はちょっと苦手です。
広告とかでも興味をもったらまずみるとこって
価格ですからねえ。そこにオープン価格って
書かれてたら一気にめんどくさくなって
さっきのDVDプレーヤーも僕の購入検討事項から早速落選したのでした。
家電製品って安くないですからねえ。
値段がすぐわからないっていうのはぼくらにはちょっと不便ですよね。

そこでオープン価格とは何かを考えてみたわけです。
まず、興味のあるオープン価格の商品を選んで
それらを作っている3社に
オープン価格となっている商品はだいたいいくらくらいですか?
そしてなぜ値段がわかりにくいオープン価格を採用しているですか?
とメールで質問してみました。

それによると

○家電メーカーさんからの回答の要約
問い合わせいただいた商品は「市場価格」で○○○○○○円前後です。
なおオープン価格とは メーカ価格 と 市場価格 の 差が大きいときに
オープン価格になります。
発売当初よりオープン価格で発表の場合もあります。 
小売り価格は 販売店様で決定しますので店頭でご確認下さい。

○カメラメーカーさんからの回答の要約
お問合せ頂きました商品の件は、オープン価格なので
弊社から価格を答えることはできません。
販売店で確認してください。

○楽器メーカーさんからの回答の要約
「オープン価格」である以上、弊社から一定の価格帯を伝えるのは、
各販売店の自由競争を妨げることに繋がるのでできません。
オープン価格は、販売店の自由裁量により価格を自由に決定しても
良いという考え方なので、資本主義における自由競争の原則に基づいた
考え方であることから、弊社も製品によって採用しています。
問い合わせのあった製品は、現在では中古製品も存在しているので、
販売店ごとにメーカー側が決定した金額に従った価格を提示するよりは、
各店の裁量により、
そのときそのときの状況に合わせた価格設定を行って頂き、
お客様にもその中から自由に判断してもらうというものです。
なので最寄の楽器店等に確認して、その中から購入先を選んでください。

ということでしたー。
うーん、家電メーカーさんだけは市場価格を教えてくれたけど、
やっぱり基本的にオープン価格の商品は一度はお店にいって
値段を確認しなきゃわからないんですね。
でもメールで教えてもらった市場価格は予想以上に高かったです。
はじめから手も足も出ないとわかってたら迷わないですんだのにー。
やっぱりオープン価格って苦手です。

僕なりに勉強したことを整理すると、
一言でいうとメーカーが『この値段で売ってほしい』
という希望小売価格を定めず、
お店が自由に販売価格を決めるのがオープン価格なんですね。

なぜ希望小売価格がなくなってオープン価格になったのかというと、
その背景には2つの理由があるようです。
1つめは、家電量販店などが増えることで、
大幅な値引き販売が当たり前になってきて、
希望小売価格と販売価格がかけ離れるようになったため。
2つめは、商品が古くなって、値打ちが落ちてくると、
メーカ希望小売価格は古くならないので
「メーカ希望小売価格」と実際の価格に大きな格差が生じてしまう。
50%引きとかになってくるとメーカーやブランドの印象も悪くなるし、
メーカ希望小売価格をさげたら下げたで
カタログを印刷しなおさなきゃいけなかったり
いろいろ手間が増えるっていうのもあるみたいです。

こうやってみるとメーカー側の事情ばかりに
思えますが、ぼくらにとっても
お店同士が希望小売価格に左右されずに値段競争ができるから
より安く買えるというメリットもありますね。

こうやって調べてみて、メーカーの事情もよくわかりました。
でもせめて新製品の間だけでもオープン価格はやめてほしいなー。
ある人が書いていましたが、
「オープン価格は、価格がわかりにくために
消費を抑制する要因となっている。
それが長引く不況の一因になっているのではないか。」とのこと。
僕もオープン価格でびびってしまう一人なので
そういう考えは充分ありうるかもと思うのでした。

むにゃー、ということで今日はちょっとかたい話になってしまいました。
ごめんなさいー。
ではでは、また来週。