2003/6/13  #51

ラムネのビー玉はなんのため?


こんにちはー。ラムネ庵です。

いつのまにか嶋耕作が取締役になってるんですね。
しかももう3巻まででてた。
いったいどこまで出世しちゃうんでしょう。
『自爆霊・嶋耕作』!・・・って
自分で書いておもしろくなかったー・・・。

ところで、今日は夏らしい話題です。
僕の名前にもなってるラムネに関する謎を解明してみました。
ちょっとだけ長いですけど、まぁ気楽に読んでみてください。

まずラムネにはどうしてビー玉がはいってるの?
全国清涼飲料協同組合連合会のホームページなどによると、
炭酸が抜けないように栓の役割を果たしているそうです。
うん。栓を開ける前のビー玉をよくよくみたらわかることでしたね。
口のところにひっついてますもんね。

どうやってビンの中にビー玉をいれて、飲み口のところに
ひっつけれるのか!その仕組みはというと・・・
ビンを作る過程でまだ口が広く開いている段階で
ビー玉を入れてしまって、それから口の部分のガラスを熱して閉じると。
これでビー玉がビンのなかに入っちゃいます。
それからビー玉が落ちた状態で原液と炭酸を入れ、
急激にびんを下向きにすると、びんの中のガス圧でビー玉が口に圧着。
すると口にあるゴムがパッキンとなり、
押し上げられたビー玉が口に密着するようになっているそうです。

このビー玉入りのビンが日本に登場したのは
1888年(明治21年)頃のことで、
それまではコルクで栓をしていたそうです。
なんでも
あのペリーが浦賀に来航したときに、
艦上で交渉に当たった奉行たちにラムネが振る舞われて、
ペリーらがラムネの栓を開けたときのポン!という音を
江戸幕府の役人たちが銃声と勘違いして
いっせいに刀の柄に手を掛けた
とかなんとかいう
少々できすぎた逸話が載ってました。
また、これが日本に初めて炭酸飲料が
やってきた瞬間でもあったようです。

他にもラムネにはおもしろい歴史があって、
日本ではじめてビー玉入りのビンの試作に成功したのは、
なんと「徳永玉吉」さんだった!
「玉」つながりノ
とか、ラムネが一般に拡がったのは
明治十九年、コレラが猛威をふるって死者十一万人を数えた時で、
炭酸飲料でコレラが予防できるという新聞記事が掲載されたのが
きっかけだったとかね。

ではラムネとサイダー、どう違うのでしょう。
これは想像どおりビー玉ビンにはいっているのがラムネで
フタ付きのビンのがサイダーだそうです。
基本的には中身はそう大差はなくて
どちらも甘い炭酸水なんですね。
しかし、
サイダーは、元々は Cidre(シードル)
というリンゴからつくる発泡酒から来た言葉で
ラムネは Lemonade(レモネード)が訛ったようです。
レモネードがラムネになるなんてちょっと無理があるような気がしますが
そうみたい。そこが日本人のアレンジ力でしょうか。
最初のころはラムネはオレンジ風味の香料が多くて、
サイダーはレモン風味の香料が多いっていう違いがあったみたいですね。

ちなみに、
ラムネビンが発明されたのはイギリスだそうですが、
今でも使われているのは日本とネパールだけだそうですよ。
なんでネパールなんでしょうか。
うーん。最後に不思議な疑問が残りました。

てなわけで、ラムネひとつとっても
いろんな逸話や歴史があるんもんですねー。
こういう機会がなかったら僕も決して知ることはなかったでしょう。
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ラムネのビンってなんかいいですよね。
いまペットボトルのやつとかあるけど全然飲みたくない。
やっぱラムネはあの美しい形をしたビー玉入りのビンでなくっちゃ!
テーブルの上にいつも置いているラムネビンを、
手にとってビー玉をならしてみながら
つくづくそう思うのでした。

ではでは、また来週ー。

参考ホームページ:
全国清涼飲料協同組合連合会
http://www.e-drink.jp/lamune/index.htm
ラムネは全国のいろんな会社が製造しているいろんな種類があるんですね。
そこがサイダーとまた違うトコかも。
このページでそれがみれます。集めてみたいなあ。

ラムネについての詳しい記述がある読売新聞のページ
http://www.yomiuri.co.jp/yomidas/digi/kigen/kigen8.htm